「香りと記憶」♡講座の準備

少し前に地元の社会福祉協議会からお話があり、高齢者の方向けのアロマ講座をやることになりました。

テーマはずばり「香りで認知症予防」。

以前テレビで「アロマの香りで認知症を予防できる」という話題が取り上げられ、その翌日には全国のアロマショップでローズマリーやラベンダーが売切れになったということがありました。

その時のことを覚えていた社会福祉協議会の方が、アロマと認知症の話をして欲しいとのこと。

その話題は聞いていたのですが、この機会にどのような内容だったか詳しく調べてみました。

”認知症予防の第一人者”である鳥取大学の浦上克哉教授という方が、昼に「ローズマリー&レモン」、夜に「ラベンダー&オレンジ」の香りを使うと、認知症の進行を抑えたという研究結果を発表したそうです。

確かにアロマテラピーの観点からも、昼間に頭がスッキリする香り、夜には鎮静効果のあるリラックス系の香りを使うことはとても理にかなっています。

もともと、アロマテラピーの分野では「香りと記憶」というのはとても重要なテーマ。

香りをキャッチした嗅覚細胞が、香りの情報を神経伝達信号として、人間の”本能”を司る大脳辺縁系に伝えることで、生命力や記憶に影響を与えることができます。

つまり「香りは記憶が呼び起こすきっかけ」にもなります。

今の時代「認知症予防」というのは多くの方が興味を持つテーマの一つですよね。

この辺のお話を、アロマテラピーと関連付けてうまくお伝え出来ればと思います。

。。。ちょっと緊張しますが楽しみです。