滝澤玲子(たきざわ れいこ)

1968年

 12月7日 生まれ 射手座 A型 長野市出身

1991年

 大学卒業後、ソフトウェアメーカーに就職

2003年

 London School of Aromatherapy Japan(LSA Japan)にて本場英国のアロマテラピーを学ぶ

2004年

 ソフトウェアメーカーを退職

2004年

 LSA Japanを卒業(with Honors)、英国IFA認定アロマセラピスト資格取得

2005年

 約6年間 エステティックの第一人者 末富仁 先生のもとで植物療法(フィトテラピー)、エステティック、体質類型学…etcを学ぶ

2007年

 ハーブとアロマを使ったエステサロン『香り庵 美癒』を自宅の一室にてオープン
 植物療法化粧品 BIOLAB(バイオラブ)正規取扱サロン認定

2021年

 フランスの高級スパブランド化粧品 ESTHEDERM(エステダム)の長野県初正規取扱サロン認定
 エイジングケアに特化したエステサロン『Esthétique 香り庵 美癒』として再スタート

Like

いい香り、アロマ、香水、透明なもの、猫ちゃん、エスニック料理、スパイス、都市伝説、陰謀論、忍者、地平線・水平線のある景色、サントリーニ島、セドナ、アンテロープキャニオン、一人の時間、ペーパークラフト、組み立て家具作り、スチールパンの音色、カスタマイズ、BUCK-TICK、rumania montevideo

Dislike

寒いところ、湿っぽいところ、臭いもの、煙草の煙、虫、アウトドア、人混み

Dream

サントリーニ島に行く、職人と言われるようになりたい

Favorite Perfume

SHALIMAR(Guerlain)、Miss Dior(Christian Dior)、DUNE(Christian Dior)、DOLCE VITA(Christian Dior)、Poison(Christian Dior)、Blue(Clio Blue)…etc

アロマ&ハーブとの出逢いとこれからの思い

私のこれまでの歩みについて、ちょっと詳しく書いてみました。

お時間のある方だけどうぞ♡

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小さい頃から『いい香り』が大好きでした。

母の鏡台の引き出しに入っていた、海外土産の香水のミニボトルに興味津々でよく蓋をあけて香りをクンクンかいでいました。

自分ではあまり気にしていないのですが、時々「その歩き方どうしたの?」、「足に怪我してるの?」と聞かれます。

実は生まれて間もなく「先天性股関節脱臼」と診断され、赤ちゃんの頃、中学生、大学生の時に股関節の手術をしています。

今もあまり出歩くのが苦手なので、できれば家に居たいインドア派です(笑)

大人ニキビに悩まされた暗黒時代~アロマとの出会い

高校は女子高、大学は八王子の山の中で過ごしました。

大学卒業後、地元のソフトウェアメーカーに就職したのですが、入社とともに東京の本社に出向。

時はバブル終焉前で深夜残業、徹夜などのハードワークが続きストレスでお肌がボロボロに。

特に赤く大きい大人ニキビが次から次へとできてしまい、自分でも鏡を見るのが怖いほどでした。

色々な化粧品を試したり、皮膚科に通院したりしましたが一向に治ることはなく、それどころか皮膚科で処方された薬の副作用で婦人科系の病気にもなってしまいました。

そんな頃、会社のカルチャー講座で「アロマテラピー」を初体験。

もともと『いい香り』が大好きだったため「アロマテラピー」=「香りによる癒し」を自身で実感・体感します。

その頃はアロマテラピーの老舗ブランド「ニールズヤード」の青いエッセンシャルオイルのボトルが美しくて、せっせと買い集めてコレクションしていました。

9年の東京と長野を行ったり来たりの生活から、ようやく地元勤務になり長野に戻ります。

当時の長野ではエッセンシャルオイルを売っているお店も少なく、もちろんネット通販などもなく、数少ないアロマに関する書籍を探しては読みあさっていました。

いつしか本格的にアロマテラピーを学びたいと思い、仕事を続けながら東京のアロマテラピーの学校(London School of Aromatherapy Japan)に通い始めます。

エッセンシャルオイルの勉強だけでなく、解剖学や化学などカラダについて学ぶことはとても楽しかったです。

1年後、アロマテラピーの学校を卒業(with Honors)、アロマテラピーの国際ライセンス「IFA (International Federation of Aromatherapists)」を取得。

アロマテラピーの自宅サロンをオープンしたいという思いで、13年務めたソフトウェアメーカーを退職。

アロマの香りで癒されても、会社を辞めてストレスが無くなっても、私の顔はまだ赤いニキビだらけでした。

植物療法との出会い~エステティシャンを目指す

その後、アロマテラピーの学校の特別授業で、植物療法とエステティックの第一人者である故・末富仁先生とお会いする機会を得ます。

初めて末富先生にお会いした時に、ニキビだらけの私を見た先生は「ひどい顔だね。だまされたと思って、ウイキョウを飲んでみなさい。2週間で変わるから。」と仰ったのです。

すぐに末富先生のもとから「ウイキョウ」を取り寄せ飲んでみると、なんとなんと本当に、先生の仰った通り2週間で新しいニキビができなくなりました。

私のニキビはストレスだけでなくホルモンバランスの乱れが原因だったようです。

「ウイキョウ」はアロマテラピーでは「フェンネル」というオイルがあります。

母乳の分泌を助けたり、女性特有の症状を緩和するために役立つオイルです。

その「ウイキョウ」のハーブティーを飲んだことで、女性ホルモンの働きを助け大人ニキビが消えていったのです。

何年も悩み続けて、なかば女性であることも諦めてしまうほど辛かった大人ニキビが治ったことで、ハーブのチカラを自分のカラダで実感することができました。

これをきっかけに本格的にハーブの勉強を始めたいと思うようになり、末富先生の主催する『CENES(天然素材による美と健康のための研究会)』で植物療法とエステティックを学び始めました。

植物療法(Phytotherapy、フィトテラピー)とはハーブをお茶として飲む他に、ハーブを使って行うお肌のお手入れ、フィトエステティック(Phyto Esthetic)という分野があります。

ハーブを細かく粉砕して作る「ハーブのゴマージュ」をお肌に乗せることで、お肌の凸凹や毛穴の開きを改善することができます。

私は長年悩んだ大人ニキビで凸凹になったクレーターのようなお肌を、この「ハーブのゴマージュ」でほとんど目立たないレベルまで消すことができました。

自分の経験から「お肌の悩みは改善することができる」ということを実際にお伝えしたいと思い、ハーブを使ったエステ「フィトエステティック」のサロンを開こうと決意します。

自宅の一室でアロマの学校で学んだボディトリートメントと、ハーブのエステのサロンをオープンします。

いい香りに包まれて、自分のペースでするお仕事はとても楽しく思いました。

足の痛みで動けない暗黒時代~”スピ系”にハマる

カラダを使ったボディトリートメントをしているうちに、もともと弱かった股関節を痛めてしまいます。

階段を上ることも歩くことも痛くて、次第にトリートメントの体勢も辛くなってきたので、これではお客様にも悪影響が出てしまうと思い、苦渋の決断でサロンのお仕事をお休みすることにしました。

整形外科では再手術を勧められたのですが、それだけは受け入れることができず、自力で治す方法を模索しました。

整体やカイロなども試しましたが、治療をしてもらった直後は少し痛みが軽くなっても、治療院を一歩出た瞬間痛みが戻るという状況でした。

次第にココロが疲れてくると、ヒーリングやスピリチュアルにもすがりたくなります。

スピリチュアル系の本を読みあさったり、エネルギーワーク系のワークショップに参加をしたり、ヒーリングを受けたり。。。

ところが、何を試しても、さっぱり、全く、なんにも、これっぽっちも”感じない”し、”見えない”んです(笑)

かえって「私って何をやってもダメ。。。」という自己嫌悪に陥る負のサイクルにはまっていきました。

絶望感にどっぷりの暗黒時代でした。

足の痛みが軽くなる~そして再起動

もともと”透明なもの”が大好きで、透明なクリスタルを見たり集めたりするのが好きでした♡

とあるクリスタルヒーリングのセラピストの方に「足の痛みで何もできない、どうしよう…」と相談したところ、「治さなきゃ!と思うのを止めちゃえば♪」と笑顔で言われました。

不思議なことにその一言で気持ちが楽になり、気のせいか足の痛みも軽くなりました。

正直、クリスタルのパワーはよく分からないのですが(笑)、「とにかく足を治さなきゃ!」という必死な思い込みで自分自身を追いつめていたのは確かです。

その時言われた「病気になる時はなるし、治る時は治るのよ~」という言葉がココロに響きました。

もちろん、何かの目標に向かって頑張ることは大切ですが、自分の容量以上に無理し過ぎたり、自分にダメ出しし過ぎることは、ココロもカラダも壊れてしまう。。。と気付かされました。

これからはあまり自分に厳しくせずに、ちょっとユルく、ふんわり生きて行こうと思い、サロンを再開する準備を始めます。

”脱スピ”~フェイシャルエステの「職人さん」を目指します!

こうなりたいというイメージを描くことで、夢を実現させるという「引き寄せの法則」。

夢を叶えるまでの道のりや手段は自分でアレコレ考えるよりも、天の計らいに任せる方がうまく行くと言います。

何とな~く意味は分かるのですが、思うように願いが叶わないと焦ったり落ち込んだりしてしまいます。

私もいろいろ試してみましたが、ゴールだけをイメージトレーニングするよりも、「今の自分ができることをコツコツ積み重ねていく方が自分に合っている!これが私のやり方!」と思えるようになり、ここで”脱スピ”しました。

私は小さい頃から、一つの技を極めていく「職人さん」が好きでした。

お客様のお顔にパックを塗布している時など、ふと左官職人になったような気持ちになります。(お客様を壁に例えてゴメンなさい。)

フェイシャルマッサージをしていると、芸術作品を作り上げているような気分になります。

この感覚って。。。「職人さん」だ。。。これこそ私がやりたかったこと。

サロンを再スタートするにあたり、私はフェイシャルエステの「職人さん」になると心に決めました。

これからも日々修行を重ね、自分も磨きながら、フェイシャルの職人として技術を極めていきたいと思います。

どうぞ 香り庵 美癒 を末永くよろしくお願いします。

Esthétique 香り庵 美癒
滝 澤 玲 子