エッセンシャルオイルの効能などについて調べたい時、とてもお役に立つ本のご紹介です。
アロマの勉強を始めた頃に手に入れ、今もお世話になっている本です。
アロマテラピーのための84の精油
単行本 – 1992/12/10
ワンダ・セラー (著)
高山 林太郎 (翻訳)
アロマテラピーで使用される84種類の精油に関して、それぞれの心身への治療効果、化学的な組成をはじめ、その美容効果、その精油とブレンドしてよくあう精油類その他の最新の知識・情報がこの1冊に完全凝縮!
アニス/アミリス/アンジェリカ/安息香/イモーテル/イランイラン/エレミ/オリガナム/オレンジ/カモミール/カユプテ/ガーリック/カルダモン/ガルバナム/カンファー/キャラウェイ/キャロットシード/グアヤックウッド/クミン/クラリーセージ/グレープフルーツ…etc
アロマテラピーではかなり有名な本ですが、今でも何かオイルを調べたい時に一番最初に開きます。
「84の精油」ということで基本的なエッセンシャルオイルは網羅されています。
今では、レアなエッセンシャルオイルなどはネットで調べることができますが、私が勉強を始めた頃はアロマテラピーに書かれた書籍も少なく、この本は本当に大活躍のバイブルでした♡
この「アロマテラピーのための84の精油」の素晴らしいところは、一つの精油について学名や科名、抽出法などの基本情報だけでなく…
- 芳香の特色
- 植物としての特徴
- 歴史と神話
- 科学的な組成
- 治療上の特性
- 注意すること
- 心に対する働き
- 体に対する働き
- 肌に対する効果
- ブレンドしてよく合う精油
という項目別に丁寧に解説されています。
特に「歴史と神話」の項目が面白いのです。
植物の名前の由来や古代文明ではどのように使われていたとか、世界中の各国でどのように使われているか、読み物としても大変興味深く勉強になります。
書かれたのが少し古い本なので、多少現在のアロマテラピーと違う部分があるかもしれませんが、今でもアロマの基本中の基本のバイブルとして十分役に立つと思いますよ。
「アロマテラピーのための84の精油」 は、ただひたすら文字だけで説明されていて植物の写真やイラストがありません。
ちょっと物足りないという方には、以前ご紹介したこちらの本も併用されると良いと思います。
アロマテラピーのお勉強を始めたいと思っている方の参考になればと思いご紹介いたしました。
エッセンシャルオイルなどのアロマテラピー製品は、お取り寄せ商品となっています。購入ご希望の方はお問合せくださいね。