アロマテラピーを始めたいと思ったら、まず「ラベンダー」を手に取る方が多いと思いますが、ラベンダーは好き嫌いが分かれる香りです。
「最初はどんなオイルを買えばいいですか?」と聞かれた時、私は「まずはラベンダーから始めてみませんか?」とおすすめしています。
ただラベンダーは「好き」or「嫌い」が分かれるオイルでもあります。
私がアロマテラピーと初めて出会った時、最初に香りをかいだラベンダーはあまりいい香りがしませんでした。
「これで本当に癒されるの?」とちょっと疑問に感じた記憶があります。
今思えばその頃まだエッセンシャルオイルを扱っているお店が少なく、雑貨屋さんの片隅にあったエッセンシャルオイルは品質が良くなかったのかもしれません。
その後アロマテラピーも少しずつ広がっていき、色々なメーカーやブランドのエッセンシャルオイルが日本でも手に入るようになり、香りを比べることができるようになりました。
その中でいくつか「あっいい香り♡」と思えるラベンダーにも出会えました。
天然のエッセンシャルオイルは天然であるがゆえに、同じメーカーのオイルでも時々香りが違うことがあります。
もし「ラベンダーは嫌い」という方も、機会があれば色々なラベンダーをお試しになってみてください。
もしかすると「あっいい香り♡」と思えるエッセンシャルオイルに出会えるかもしれません。
(とは言ってもラベンダーは嫌いという方は無理をなさらずに)
「あっいい香り♡」と思えるエッセンシャルオイルに出会うために、目安となるものの一つはお値段です。
あまり安いオイルはやはり品質に疑問があると思います。
ラベンダーの場合10mlサイズで¥2,000ぐらいを目安にするとよいと思います。
高品質のオイルでもメーカーの努力で価格をお安くしていることもありますので、これはあくまでも目安です。
そして一番の選び方はやはりご自分の「鼻」です。
実際に香りをかいでみて直感的に「好き」か「嫌い」が分かると思います。
ぜひご自分で香りをかいで「好き♡」と思えるエッセンシャルオイルを見つけてみてくださいね
ラベンダー
ローマ人はラベンダーの消毒作用を尊び、これを浴槽に入れて沐浴し、創傷をこれで洗いました。実際、英名のラベンダーのもとになったラテン語lavareは、「洗う」という意味です。昔は軽い癇癪もこれでなおると言われていました。
「アロマテラピーのための84の精油」より一部抜粋
【心に対する働き】
怒りを和らげる、ストレスを緩和する、中枢神経のバランスをとる
【体に対する働き】
鎮静作用(血圧を安定させる、眠れない時)、痛みを緩和する(筋肉痛、関節痛、リウマチ)、呼吸器系のトラブル(風邪、気管支炎、咽喉の感染症)
【ブレンドに合う精油】
オレンジ、クラリセージ、ゼラニウム、ベルガモット、ローズマリー、ジャスミン
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