エスニック料理などの香りづけに使われる「レモングラス」。実は柑橘系ではなくイネ科の植物です。
| レモングラス 学 名：Cymbopogon citratus 科 目：イネ科 原産国：スリランカ／マダガスカル 抽出法：蒸留法 抽出部位：葉 甘く強いレモンのような香り。 タイ料理のトムヤムクンに欠かせない香りです。 香りが強く長持ちするのでルームスプレーやデュフューザー、手作り石けんなどの香りづけにおすすめです。 昆虫忌避作用があるので虫よけスプレーのブレンドに加えるとよいでしょう。 ※禁忌・使用上の注意：皮膚刺激（皮膚には1%以下で使用） |
トムヤムクンなどのエスニック料理に欠かせない「レモングラス」は、爽やかなレモンの香りのするイネ科の植物です。
インドや東南アジアでは古くからその殺菌・消毒作用が知られ、感染症や疫病、虫刺されの予防などに使われてきました。
はっきりとした強いレモン調の香りは、心や身体にエネルギーを与え活性化してくれます。
元気を出したい時などその香りを嗅ぐだけで気分がリフレッシュできますよ。
また足の疲れや筋肉痛にもお役に立ちますが、皮膚刺激があるのでマッサージオイルなどにはほんの少量でお使いくださいね。
レモングラス
レモングラスはインドで数千年にわたって人々に好まれてきた植物です。「インドバーベナ油」、「インドメリッサ油」という名前でも呼ばれ、熱を下げ、感染症を治し、腫瘍の進行を食い止めるために役立つと言われました。レモン調の香りのもととなる成分「シトラール」は化粧品、香水、洗剤、石鹸の成分として使われています。
「アロマテラピーのための８４の精油」より一部抜粋
【心に対する働き】
心を刺激し生気を回復させる、エネルギーを充電する、精神的疲労を緩和する
【体に対する働き】
強壮作用（病気からの回復を助ける、内分泌系を刺激する）、食欲促進、消化不良の改善、消毒・殺菌作用（伝染病、感染症を防ぐ）、鎮痛作用（筋肉痛、関節痛、足の疲労）
【ブレンドに合う精油】
ゼラニウム、ティートリー、ローズマリー、シダーウッド
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