父の介護生活をしていた時、とても便利で役に立ったことなどをご紹介していきたいと思います。
今回はかかとの床ずれ防止の商品です。
今から10年ほど前、父が肺炎で一か月半入院した際に、お尻の尾てい骨とかかとに床ずれができてしまいました。
病院でも体位交換などで気を付けて下さっていたのですが、本当にあっという間に床ずれができてしまいました。
普通の人であれば自分で寝返りをうったり、栄養をしっかり取っていることでめったに床ずれなどできないのですが、栄養が取れずぐったりと寝ているお年寄りは簡単に床ずれができてしまうのです（泣）
退院後、自宅で介護を始めた時にまずはベッドを「床ずれ防止用のエアマット」にしてもらいました。
エアマットとは、その名の通り空気で膨らませたマットなのですが、体重に合わせて空気の圧力を調整したり、一定の時間ごとに圧力のかかる位置を変えるなどの機能が付いているようです。
背中や尾てい骨はエアマットで床ずれを防いでくれるのですが、どうしても一点に圧がかかるかかとはエアマットだけでは床ずれが防げません。
最初はクッションなどでかかとを浮かせていたのですが、それではふくらはぎの血流が悪くなってしまうので、ネットで色々探したところ、このかかと専用のクッションを見つけました。
⇒ ソフタッチユーホー かかとパッド（日本ヘルスケア株式会社）
その当時病院で使われていた床ずれ防止用のクッションは”ムートン（羊の毛）”のタイプでしたが、ちょっとムレそうなのと、丸洗いできるか分からなかったので、こちらのシリコンファイバー製のクッションにしました。
このシリコンファイバーとはなんと”ＮＡＳＡ”のロケット発射時の緩衝剤として開発されたとか。。。（それ言うと逆に怪しい）
ちょっと大丈夫かな？？？？と思ったのですが、購入して大正解でした＼(^o^)／
装着するとかかとが浮いた状態になり、それでいて風通しも良く丸洗いもできます。
訪問看護に来てくださる看護師さんや、デイサービスのスタッフの方にも「これいいね！どこで買ったの？」とよく聞かれました。
私が購入したサイトは今は扱っていないようですが「ソフタッチ 介護」で検索すると色々なサイトが出てきます。
床ずれは一度できてしまうと、代謝の悪いお年寄りはなかなか治らず、本人も介護する人もとても辛いと思います(T_T)
床ずれだけでなく、色々な問題に直面する度に知らないことだらけで、その都度その都度ネットなどで情報を集めていた介護生活でした。
介護をしている方に参考になればと思いこちらの記事を再アップしました（*^_^*）