スーッと鼻に通る甘い香りの「スパニッシュマージョラム」は、ブレンドに加えるととても良い香りになります。
スパニッシュマージョラム 学 名:Thymus mastichina 科 目:シソ科 原産国:スペイン 抽出法:蒸留法 抽出部位:開花した地上部分 スイートマージョラムよりもスーッとした清涼感のある甘い香り。 ブレンドに加えると優しく穏やかな香りになります。 ※禁忌・使用上の注意:特になし |
アロマテラピーで一般的に「マージョラム」というと、「スィート・マージョラム(Origanum majorana)」を指します。
こちらの「スパニッシュ・マージョラム」は、タイムに近い品種なので「スィート・マージョラム」とは異なります。
ただ、スィートマージョラムよりも香りが良いので、ブレンドに使いやすいと思います。
時々アロマテラピーのメーカーでも「スィート・マージョラム」と「スパニッシュ・マージョラム」を混同して販売しているところもあります。
私がアロマテラピーに興味を持ち始めた頃、長野で最初に買ったオーストラリアのブランドの「マージョラム」は、ラベルに「Origanum majorana」と書いてあったのですが、明らかに「スパニッシュ・マージョラム」でした。
後で本物の「スィート・マージョラム」を手に入れた時、香りが違うので混乱した思い出があります。
スパニッシュ・マージョラムのスーッとした香りは呼吸器系のトラブルにおすすめです。
風邪を引いた時など、お風呂に数滴垂らしたり、熱湯を入れたマグカップに数滴垂らし、香りを深く吸い込むと良いですよ。
スパニッシュマージョラム
スパニッシュ・マージョラムは日本名ではマージョラムと言われていますが、学名で分かる通りこちらはタイムの近縁種です。タイム同様に消化器系や呼吸器系のトラブルに有効です。
「LSAテキスト」より一部抜粋
【心に対する働き】
鎮静効果(不眠、興奮を鎮める)、孤独感を癒す
【体に対する働き】
呼吸器系のトラブル(風邪、のどの痛み、気管支炎)、消化器系のトラブル(消化不良、便秘)
【ブレンドに合う精油】
ラベンダー、オレンジ、ローズウッド、ペパーミント
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