古くから寺院などの薫香として使われてきた「シダーウッド」は、瞑想など呼吸を深くリラックスしたい時におすすめです。
シダーウッド(アトラスシダー) 学 名:Cedrus atlantica 科 目:マツ科 原産国:モロッコ/アトラス 抽出法:蒸留法 抽出部位:木部 甘く深いウッディーな香り。 心をリラックスさせ呼吸を深くします。 シダーはカビや虫を防ぐため寺院や家具の材料として使われてきました。 また古代エジプトのミイラ作りにも使われました。 ※禁忌・使用上の注意:妊娠中、授乳中、乳児、幼児、長期連用 |
「アトラスシダー」は深いウッディーな香りで甘すぎず、女性でも男性でも使いやすい香りです。
この呼吸が深くなる香りは、瞑想など心を落ち着かせたい時におすすめです。
シダーは主に「アトラスシダー」と「バージニアシダー」と言われる種類があり、この二つは香りが全く違います。
「バージニアシダー」は別名「エンピツビャクシン」とも言われ、まさに鉛筆の芯の香りがします。
同じシダーと言われる樹ですが「アトラスシダー」はマツ科、「バージニアシダー」はヒノキ科です。
この違いは私もいつも混乱してしまうの、備忘録としてここに記しました。
一般的に「シダーウッド」はこの「アトラスシダー」を指すのですが、時々鉛筆の香りの「バージニアシダー」を「シダーウッド」として販売していることもありますので、ご注意くださいね。
シダーウッド(アトラスシダー)
シダーウッドは、寺院での薫香として、もっとも古くから使用された香料の一つで、これは宗教の神秘的なイメージを深めたと思われます。またシダーウッドの「乾燥させる」作用を用いて、ミイラづくりにも使われてきました。
「アロマテラピーのための84の精油」より一部抜粋
【心に対する働き】
神経鎮静作用(緊張、不安、不眠)、リラックス、瞑想したい時
【体に対する働き】
泌尿器系のトラブル(膀胱炎、浄化、炎症を鎮める)、呼吸器系のトラブル ホメオスタシス(生体恒常性)を整える、呼吸器系のトラブル(気管支炎、せき、痰が詰まる時)
【ブレンドに合う精油】
ベンゾイン、フランキンセンス、ネロリ、バラ、ベルガモット、ラベンダー
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