とても甘く優しい香りの「ローマンカモミール」は、「不要なものを排出する」という働きがあります。
ローマンカモミール 学 名:Anthemis nobilis 科 目:キク科 原産国:フランス 抽出法:蒸留法 抽出部位:開花した地上部分 リンゴを思わせる優しい甘い香り。 ローマンカモミールは、ラベンダー、ローズと共に最も毒性が少ないエッセンシャルオイルと言われています。 ※禁忌・使用上の注意:妊娠初期、キク科アレルギーは注意 |
多くの人が知っている甘く優しい香りの「カモミール」は、古くから化粧品や香水、シャンプーなどに使われてきました。
「カモミール」には「ローマン」と「ジャーマン」という種類があります。
「ジャーマン・カモミール」の方が、作用が強く、また香りも多少苦味を感じるため、どちらかというと全体的に作用や香りも穏やかな「ローマンカモミール」が使いやすいと思います。
敏感肌のスキンケア商品にもよくカモミールが配合されていますが、デリケートなお肌やアレルギーを起こしやすいお肌にも比較的安全に使うことができます。
ただし、近年キク科アレルギーの方が増えている傾向がありますので、キク科の植物で痒みを感じたことのある人をご注意くださいね。
こちらの記事もご覧ください。
⇒敏感肌の方はキク科アレルギーにご注意です
ローマンカモミール
カモミールという名前は「地面のリンゴ」という意味のギリシャ語から由来しており、学名のnobilisは高貴な花という意味があります。今日では化粧品と香水にしばしば用いられています。カモミールのハーブティーは消化を助けるとともに安らかな眠りを促すものとして、広く使用されています。
「アロマテラピーのための84の精油」より一部抜粋
【心に対する働き】
鎮静作用(不安・緊張・怒り・恐怖などの感情を緩和する)、不眠
【体に対する働き】
鎮痛作用(頭痛、神経痛、歯痛、筋肉痛)、婦人科系のトラブル(月経の周期を整える、PMSの緩和、更年期症状)、消化器系のトラブル(胃痛の緩和、、肝臓の働きを助ける)、泌尿器系のトラブル
【ブレンドに合う精油】
ラベンダー、ベルガモット、イランイラン、ゼラニウム、パチュリ
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