香水などにも使われる「ネロリ」は、この香りを愛した王妃の名前に由来するロマンチックな香りです。
| ネロリ 学 名：Citrus aurantium 科 目：ミカン科 原産国：モロッコ／チュニジア 抽出法：蒸留法 抽出部位：花 洗練された高貴なフローラルな香り。 ローズやジャスミンとともに古くから香水の原料として使われてきました。 強いショックやストレスを受けた時などにお風呂に一滴入れゆっくり入浴するとよいでしょう。 ※禁忌・使用上の注意：特になし |
オレンジの花から抽出される「ネロリ」はとても高価で貴重なオイルです。
同じオレンジの果実の皮から抽出される「オレンジ」とは全く違う芳しいフローラルな香りで、古くから香水として使われてきました。
またネロリはお肌のアンチエイジングにとっても大切なオイルです。
私の植物療法（フィトテラピー）とエステティックの恩師である故・末富先生が何度も繰り返していた「老化肌のためのブレンド」＝「ネロリ・フランキンセンス・ラベンダー」というフレーズをトリートメントをする度に思い出します。
ネロリは精神的な問題にもとても役に立つ香りです。
落ち込んだ時、ショックを受けた時、心が疲れた時。。。など、深呼吸をしながらネロリの香りを吸い込むことで息苦しさが楽になりますよ
アロマテラピーに興味のある方にはぜひ知ってもらいたい香りです。
ネロリ
ネロリという名称は、イタリアのネロラ公国（Nerola）公妃アンナ・マリアから由来したものと言います。この公妃はネロリを香水として使用し、手袋を香らせるのに使いました。ネロリ油は非常に高価な精油です。この精油をほんの少量抽出するのに、大量の花を必要とします。ネロリのフローラルウォーターはスキンケア用の化粧品に、またオーデコロンの成分の一つてしてもよく使われています。
「アロマテラピーのための８４の精油」より一部抜粋
【心に対する働き】
強心作用（ショックを受けた時、ヒステリーを起こした時）、抗うつ作用（慢性的な不安、ストレス）、幸福感を起こさせる
【体に対する働き】
鎮静作用（交感神経を鎮静させる、不眠）、PMS（月経前の情緒不安定）、更年期特有のトラブルを改善
【ブレンドに合う精油】
ジャスミン、ローズ、サンダルウッド、イランイラン、ベンゾイン、オレンジ、ベルガモット
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