切ない葉書が届きました。。。

母が血相変えて私の部屋に飛び込んできました。

なんと父が長年お世話になっていたデイサービスが「諸事象により1/31をもって閉所致しました」というお知らせ。

父が10年以上通ったデイサービス。

元看護士さんがお二人で、普通の民家を使って立ち上げた施設で、文字通りアットホームな雰囲気でした。

スタッフの皆さんが動物が大好きで、可愛いワンちゃんと二匹の猫ちゃんが、いつも利用者さんと一緒に写真に写っていたり(*^_^*)

ごはんやおやつも手作りで、その人にあったものを用意してくれる心遣い。

父も最初の頃は、お迎えの車に自分の足で歩いて乗り込んでいましたが、次第に歩くのが困難になり、車いすになって、最後の数年は車いすに乗っているけれどほとんど寝ているみたいな状態。

それでも大好きなお風呂に入れてもらうために、週二回ほとんど休むことなく通っていました。

本当に普通の民家なので、大きな介護施設のようにリフトを使ってお風呂に入れるのではなく、スタッフの方が抱えて入れてくれいたようです。

ほとんど眠っているようになった父でも、「お風呂に入ると嬉しそうな顔をするのよ~」と聞いていたので、いつかお風呂に入れてもらっているところを見に行きたいねと母ともよく話していました。

最初の頃は、ごはんやおやつも嬉しそうに食べていた父ですが、何回か肺炎になったことで、体が弱り胃ろうになり、そして痰の吸引も必要になってしまいました。

一般的な介護施設では、お断りされてしまう状態でしたが、元看護士さんが経営してくれている施設だからこそ「大丈夫よ~(*^_^*)」と言って変わらず受け入れてくださり、本当にありがたかったです。

(そもそも胃ろうで痰の吸引が必要な人が、通いのデイサービスに行っているのが稀だそうです。通常なら施設に入ってしまうので。。。)

父が亡くなって、毎週顔を合わせていたデイサービスのスタッフの皆さんに突然会えなくなってしまい、時々「皆さんどうしてるかな~」と母と気にしていました。

そんな折届いた「閉所のお知らせ」。

居ても立ってもいられず、母とデイサービスまで行ってみたところ、偶然所長さんが車で戻ってきたところでお会いすることができました。

利用者さんがいない静かな様子は本当に切なかったです。

「父が本当にお世話になりました。感謝してもしきれません。これからお時間ができたら、ゆっくりうちにお茶のみにいらしてくださいね」とお話しできました。

タイミングよく所長さんに会えたのも、父の取り計らいだと思いました(*^_^*)

詳しいことは分かりませんが、このご時世、個人経営の介護施設は本当に大変な試練に合われたと思います。

心配はしていましたが、まさかお世話になった施設が閉所となり、悲しくてつらいです。

帰り際に、所長さんが「落ち着いたら茂光さんに会いに行くからね~」とおっしゃってくれたので、思わずハグしてしまいました。

♥♥♥ 感謝でいっぱいです ありがとうございました ♥♥♥