「お初香の会」♡香道

先日、香道のお稽古に通っているお寺で「お初香の会」がありました。

今回は新年ならではの「福寿香」と「三星香」という二席。

いい香りを楽しみたかったのですが、二席目に記録を書き留める「執筆」というお役を仰せつかってしまい、プレッシャーと緊張で香りを楽しむ余裕がありませんでした(泣)

しかも今回は紙ではなく扇子に書くとのこと!

事前に先生から練習用の扇子をいただいたのですが、直接書くわけにいかないので、型紙をとって新聞紙を切り抜き、扇子に乗せて何度も書く練習をしましたが。。。

いつまでたっても上達しない筆字。。。扇子をお持ち帰りになられた方。。。本当に申し訳ございませんでしたm(__)m

私なりに精一杯書いて。。。こんな感じです(^^;)

※お名前の部分は隠しました

キラキラの美しい扇子に一発勝負で書きました(汗)

香道では「香十徳」という、香の効用を表した漢文が出てくるのですが、その意味を席主の方が説明をしてくださいました。

  1. 感覚を研ぎ澄まし
  2. 心身を清らかにし
  3. よく穢れを取り除き
  4. よく眠りを覚まし
  5. 静けさの中に安らぎをもたらし
  6. 忙しい時にも心を和ませる
  7. 多くても邪魔にならず
  8. 少なくても十分に足りる
  9. 年月を経ても朽ちず
  10. 常に用いても障りはない

説明を聞きながら「ん?これはアロマテラピーの効能とほぼ同じではないですか?」と思いました。

やはり「いい香り」ってお役に立ちますよね(*^-^*)

新年を祝うお香の会ということで、皆様とても素敵なお着物をお召しでいらっしゃいました。

母のおさがりの着物しかない私は(笑)、直前にとある方から美しいお着物と帯を譲って頂き、ありがたく着させていただきました。。。本当に助かりました(人”▽`)ありがとうございます☆

帯揚げの結び方が下手っぴでモコモコ(泣)

後ろから撮った写真を頂きました。。。感謝

緊張の「お初香の会」でしたが、とてもいい経験をさせていただき、ありがとうございました。

いまだに所作を覚えるだけで精一杯で、心の余裕がない香道のお稽古ですが、今年はもっとお香の香りを楽しめるよう頑張りたいと思います♡