先生のお寺で、色々な曜日に通われている生徒さんも集まっての合同稽古がありました。
通常のお稽古では、一席(簡単に言うと一試合)なのですが、今日は連続で二席(二試合連続)ということで、朝から緊張(^^;)
何しろ着物で正座を連続4時間ぐらいという修行レベル(足が痺れてしまう私は正座椅子使ってます)。
一席目はこの季節ならではの「初冬香(しょとうこう)」という組香。
5回香炉が回ってくる中で、3種類の香りがどの順番で出たか当てるというものでしたが。。。私。。。途中で何番目の香炉か見失ってました(+_+)
二席目は落ち葉の季節をイメージした「時雨香(しぐれこう)」という組香。
5種類の香りが2回ずつ全部で10回も回ってくるというもの。
ところがこの回は(くじ引きで)記録を紙に書く執筆さんというお役が当たってしまい、これまたド緊張。
文字がプルプルでお見苦しいことに。。。お恥ずかしい。。。
香道のために習字を習い始めたのに、ここで役に立つような大人文字をいまだに書けない私です(>_<)
”いい香り”が大好きで、長年アロマを勉強してきましたが、”エッセンシャルオイル”は単一の香りをあれこれブレンドして楽しむのが醍醐味です。
方や香道の”香木”は、それ自体がすでに絶妙にブレンドされた高級な香水のような香り。
アロマのように「これとあれが入ってるね」というように分析ができないんです。(ベテランの方は分析できているかもしれませんが。。。)
言葉が難しいですが「完成された香り」というイメージ。
どうして自然にできた香木がこうも深い素晴らしい香りになるのか、本当に不思議に感じています。

青空と秋色の葉のコントラストが美しかったです。
長時間の正座と緊張で体中がバキバキですが、とても楽しい一日でした(*^_^*)