介護生活♡準備編

一昨年の年末に父が肺炎で長野の赤十字病院に入院しました。

約一か月半の入院で無事に退院することができたのですが、すっかり体力が落ちてしまい退院する時にはほぼ「寝たきり」状態でした(泣)

今は歩行器を使って支えがあればなんとか歩けるので、とても助かっていますが、やはり退院当初は大変でした。

私が嫁にも行かず(行けず?)うちにいるので、当然、父を連れてうちに帰るつもりでしたが、病院では「滝澤さんはいいわね~。おうちに帰れるのね。」という言葉を何度か聞きました。

とても切ないことですが、病院で寝たきり状態になってしまったお年寄りは、ほとんどがそのまま施設に行くことが多いようです。

うちも母だけだったら。。。多分介護は無理。。。という方向に行っていたかもしれません(泣)

私もその時まで介護についてほとんど何も知りませんでした。

よく介護は突然やってくる。。。という言葉を聞きますが本当にその通りでした。

退院の目途がついた頃から、「連れて帰る」という私達の目標に合わせて日赤の看護師さん達が私に色々教えてくださいました。

寝たきりの人の体の動かし方、着替えの方法、体の清浄の仕方、シーツの替え方。。などなど

本来は看護師さん達が限られた時間の中でささっとこなしていく方が楽なはずですが、私にも「一緒にやってみましょう」と丁寧に教えてくださいました。

それらのことが今、本当に役に立っています。

日赤の看護師さん達には大変お世話になりました。

他にも色々と教わったことがあるのですが、それはまた次回書きたいと思います。